SS@  春風と食事 ここは、呆れ返るぐらい平和な国プププランド。 そこにはグータラで我侭で、大食らいの、デデデ大王がいました。 彼は国中の食べ物を奪うと、それを全部独り占めしました。 「グハハハ、これは全部ワシのものだ!!」 城に収まりきらない食料に囲まれて、玉座に座ったままデデデは部下に料理を運ばせて好きなだけ食い散らかします。 翌週、春風と共に立ち上がるはずのカービィは・・・・寝ていました。 翌月、自然に食べ物が実るプププランドは、たいした食糧問題は起きませんでした。 3ヶ月が立つ頃には、ひたすら食べ続けていた彼は見事な球体と化し、お腹は風船みたいにぶっくらと膨らんでいました。 「はぁ、はぁ、、誰も取り返しにこんな。うぷぅ」 「大王様、ちょっと食べすぎじゃ・・・」 「これだけあるんだ。好きなだけ食べても無くならないだろう。」 そういうつもりで言ったんじゃ無いんだけど・・・という言葉はしまいこみ、ワドルディは山盛りの料理を運んでやった。 そして、1年が過ぎる頃には・・・。 「ふーふー、、お代わりはまだがぁ〜?」 誰も食料を取り返さないせいで、デデデは好きなだけ食べ続け、そして肥えすぎてしまった。今では起き上がる事も出来ない。 「むぐぐぅ、太りすぎてしまったか。仕方ない、今度運動でもしてダイエットするか」 この後、デデデは自分で走らずに乗り物で移動するグルメレースで、更に太る事になったという。 おしまい